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目次

  ・Heartbeat作成詳細(11/29)

  ・メニカムお絵描詳細(11/21)




  ※  雑記へのコメントは、
掲示板にお願いします。 




Bill is a funny painter.

雑記


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★11月分★

ここでは、ネット上・日常で気づいた事柄を書いてみたいと思います。



  ・「Heartbeat作成詳細」  (11/29投稿)
     

動きがかなりぎこちないですが、アニメ作成ソフト 「Moving Sketch」 を使って心臓の動きを表現してみました。

以下は、今回作った作品の制作手順です。ちなみにタイトルは、心臓(Heartbeat)  です。

「Moving Sketch」は、東京大学の「五十嵐 健夫」 准教授が開発した、子供でも簡単に操作できる、アニメ作成ソフトです。 しかも、フラッシュアニメが、作れます。
以前、教育テレビの高校講座「情報A」でこのソフトが取り上げられていて面白そうだったので使ってみることにしました。

「Moving Sketch」について    「Moving Sketch」HP

このソフトはJAVAがベースになっていて、JAVAが立ち上がった後、「Moving Sketch」をrun.batファイルで立ち上げるようになっています。
(バッチファイルで立ち上げるところは、まるで昔のMS−DOSのようです。)
また、ファイルの保存時は、「save」読み込み時は「load」という呼び名になっています。
(これは昔のBASICのようです。)
日本のソフトなのですが、全世界への普及を狙ってか英語表記のままです。

さて操作ですが、詳しいことは、リンク先のガイダンスビデオファイルをご覧になるのが速いでしょう。 基本的に子供でも使えることを目指したソフトなので操作は簡単です。
パレットに用意された色は少ないのですがパレットに無い色も操作すると使えるようです。使えるペンの太さが1種類しかないのがちょっと不満ですが・・・

動画を作る方法は、録画ボタンを押して、描いた要素に「ピンを打って動かしたり」・
「ピンセットでつまんだり」・「掴んで要素ごと動かしたり」することで簡単に作成することができます。あとは再生ボタンで動きを確認できます。
思い通りの動きが再現出来たら「swf animation」を押して swfファイルとして保存します。
このファイルをサーバーにアップロード後、HPやブログにオブジェクトとして貼り付けると
フラッシュアニメとして公開できます。

「swfからaviへの変換」について

今回は、単にフラッシュアニメとして貼り付けるほかにswfファイルを動画ファイル(avi形式)に変換してスティッカムに動画投稿もしました。 これが少しややこしかったのです。
スティッカムの動画は、元々フラッシュ形式なのですが、swfファイルはアップロード出来ないのです。 (FLVファイルならばよいのですが・・・)
そこで一旦、動画投稿可能な形式に変換する必要が出てきました。
最初は、以前ゲームのデモを録画するのに使った「キャプチャソフト」で無理矢理デスクトップ画面ごとavi形式で録画したのですが、出来が少々不満でした。

そこでswfファイルをaviファイルに変換するソフトを検索して数種類試してみました。
この種の変換ソフト、特にフリーウェアの物は、まともに変換できるものが少なく苦労しました。 Vistaでは、「swf>>avi」という定番ソフトが動かず、シェアウェアのトライアル版とコーデックの組合せで何とか変換することができました。
ただ、トライアル版で変換した旨の印が写りこんでしまうのがちょっと残念ですが・・・。

参考HP  swfから動画作成 - ニコニコ動画まとめwiki

「Moving Sketch」の編集機能のみで絵を描こうとすると、今回作成ような少々粗い作品になってしまいますが、 アイデアと工夫次第で、楽しい作品が作れると思います。
また、あらかじめ用意したGIFファイルを読み込んで動かすことも出来るようです。
緻密なものを動かしたいならそちらをお勧めします。次回は、そちらも試してみたいです。
これをきっかけに、通常のフラッシュアニメはどのように作られているのか?そちらにも興味が湧きました。

「Moving Sketch」を使えば比較的簡単にフラッシュアニメが作成できます。みなさんも作ってみてはいかがでしょう?
  

2008.11.29

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  ・「メニカムお絵描き詳細」  (11/21投稿)
     

ManyCam Ver2.3で、お絵描きをしてみました。
ライブ時、なかなかお客さんがいらっしゃらない時の「暇つぶし」に使えそうです。

最近、この機能を使ってお絵描きパフォーマンスをするお部屋が増えました。
私の場合、ライブ中に「人にお見せできるような作品」を即興で描ける度胸がないので、特にライブメッセージに書くことはしませんが、コソーリ試しています。

以下は、今回作った作品の制作手順です。タイトルは、原始地球を飛ぶUFO  です。

1.ManyCamのタブメニュー「Sources」で「Still images」を選択。今回はUFOのGIFアニメをベースに使いました。


図1:「Sources」で「Still images」を選択後、UFO画像を選択した画面

2.つづいてタブメニュー「Effects」の「Drawing over video」を選択すると画像編集モードに入ります。

3.画像編集で使える色は16色のみで、Windowsの「Paint」を使ったことがある人なら雰囲気で操作できると思います。
「Tools」より・Pen(細線)・ Brush(ブラシ)・ Fill(塗りつぶし)・ Eraser(消しゴム)を操作します。 Brush(ブラシ)と Eraser(消しゴム)は、「Weight」で線の太さが選択できます。

画面上で何か描くと「Selected efects」の枠に「Drawing over video」が表示され機能しているのが分かります。 これは、画像編集ソフトを使った方なら分かると思うのですが、「Sources」で指定した画像の上に一枚レイヤを重ねたような仕掛けです。
(ベースの絵にトレーシングペーパーを置いて、その上から絵を描くイメージです。)


図2:「Effects」の「Drawing over video」を選択 Brush(ブラシ)の黄色い線で絵を描いている画面

4.描いた絵は、「Save drawing」で保存できますが、「Sources」で指定した画像と一緒には保存されません。 つまり、下の画像(図4)で言うと「Sources」で指定したUFO抜きの「花と山と雲」のみがMCE形式というメニカム独自形式で保存されます。

保存は、一時保存ファイル(Drawing_Over_Video.png)で保存するか、名前を付けてMCEメニカム形式で保存するかの2通りがあります。


図3:「Save drawing」で一時保存時の画面

一時保存(PNG形式)

最初に保存しようとすると、一時保存ファイル(Drawing_Over_Video.png)で保存する画面が出ます。 その時、画面下の「Browse・・」横のフォルダーや保存先を確認の上、「OK」を押すと
「The effect name missing. Please name the effect.」 と、メッセージが出ますが「OK」を押して「cancel」を押します。
すると一時保存ファイル(Drawing_Over_Video.png)への保存が完了します。
試しに、そのあと右下の「close」を押して画面を閉じてください。再度ManyCamを立ち上げると先程保存した絵が表示されます。
また、その後つづけて絵を描き加えることが可能で、保存も可能になります。
ここで、注意しなければいけないのは、「Selected efects」の枠に表示した「Drawing over video」を閉じてはいけないことです。続けて絵を描くことができなくなってしまします。
注:一時保存ファイル(Drawing_Over_Video.png)ですが、保存先はインストールしたManycam2.3フォルダー上になります。このファイルはあくまで一時保管用ですので、次回新たに描いた別の絵を一時保管すると上書きされてしまいます。

名前を付けて保存(MCE形式)

「Name」に入力、名前を付けて保存した場合、MCE形式で保存されます。MCE形式の保存先はインストールしたManycam2.3フォルダー下の”Effects”→”Objects”→”Flags”等任意のフォルダー内に保存されます。

ここで、注意する点ですが描いている途中で「Save drawing」するとそれまでに描いていた画像は保存されますが、保存後に追加して描いた絵を上書き保存出来ません。
(上書き出来るのは、おそらく一時保存ファイルのみです。)
やってみれば分かるのですが、新たに別ファイルとして保存されてしまいます。
「Drawing over video」と「Save drawing」で保存した画像をManyCam上で重ねることは出来ますが・・・。「Save drawing」するタイミングに注意が必要かもしれません。


図4:「Sources」のUFO画像と「Save drawing」したkazanの画像を重ねた画面

※これは裏技的な使い方です。試してはいませんが、インストールしたManycam2.3フォルダー上に「Drawing over video」の一時保存ファイル(Drawing_Over_Video.png)が、PNG形式で保存されます。別の画像編集ソフトを使い、その都度別名のファイルに保存すれば、のちに保存した数枚の画像を重ね一枚の絵にまとめることもできるはずです。
(ただし、MCE形式で保存後は、画像編集ソフトが、画像ファイルとして読み込むことが出来ないので注意!)

逆に言うと、あらかじめ用意したPNGファイルを(Drawing_Over_Video.png)に上書きすることも可能だと思います。あらかじめ作った絵をメニカムに読ませてメニカム上でさらに編集が可能ということです。(画像サイズに気をつける必要はありますが・・・)
訂正:実験したのですが、上記棒線の入った文章の様にDrawing_Over_Video.pngを上書き保存しても、メニカムは画像を読んでくれませんでした。実は、このような面倒な操作をしなくても以下の方法でオリジナルフレーム等を作ることができます。2008.12.15追記

※あらかじめ用意した絵をMCE形式に保存したい場合は、「Effects」のメニュー下にある「Add new effect」を押し、あらかじめ用意したPNGファイル等を指定して保存すれば「Sources」の画像に被せることのできる画像を作ることができます。(640×480位の大きさが良いでしょう)また、透明色を使えばオリジナルフレーム等が作れます。
いろいろ遊べますよ。(図5参照)
  2008.12.15追記


図5:「Sources」のUFO画像と「Add new effect」を押し保存した自作のフレームを重ねた画面

また、「Save drawing」で保存したMCE形式の画像があれば、いつでも描いた絵をManyCam上に表示することができます。また、ライブ録画で保存すれば動画をアップすることもできます。

ManyCamで映した映像をライブ録画したもの

色が16色しかなかったり、ブラシの種類が3種類しかなかったりと機能的に不満なところもありますが、ちょっとした遊びには使えそうです。
  

2008.11.21

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